休診日でも最新の情報を得るためにセミナーに参加しています。
一日が「あっ」という間に過ぎていきます。
明日からまた診療です!
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歯科医が虫歯を削る時の目安は、「色・着色」のみであり決して虫歯菌を見て治療していないのです。
虫歯菌が見えるのは、約5000倍です。
マイクロスコープ(顕微鏡)を用いても、たかだか約20数倍程度の倍率です。
麻酔をして削れば、痛みがないので、当然削りすぎる危険性が高くなります。
歯科医は、あなたの歯を大切には思っていないのが現状です。
テーマは、「咬合学」
昭和40年代、歯科界は「咬合を制する者は歯科を制す」とまでいわれ、誰もが咬合学にのめりこんだ時代でした。
やがて下火になり、米国歯科補綴学会誌には咬合に関する論文が掲載されなくなりました。
しかし、今なお著名な臨床家や大学教授、スタデイグループの間で独自の咬合理論を誇示しています。
→「この歯を、こうしなければよくならないから治療しましょう。」などと・・・・・・。
今回、咬合学の歴史から現在・未来へむけた最新の咬合理論を総括した講演を聞くことにより、
「咬合学」に関する知識はこれで十分とさらに自信を持つことができました。
現在、歯科界は崩壊しつつあります。
現に、歯医者に行けば行くほど、「虫歯」か「歯周病」で歯が抜かれるのです。
これは、
「治療」と
人工物を口の中に入れる「修理」
との違いを、「歯科医師」「患者」ともに理解していないということなのです。
全国29の国公私立大学歯学部のすべてに「歯科医学史」の講座は、全く存在していないのです。
この歴史を学べば、「治療」と「修理」の違いが解るのです。
そして、ここに当医院で「インプラント」を行わない大きな理由があるのです。
ぜひ、来院され自分の口腔内の現状とあわせて説明を聞いてくださればと思います。
歯科医院によくある「問い合わせ」です。
歯科医院は、物を販売している「お店」ではありません!
ほとんどの歯科医院が、「治療」ではなく「修理」をしているのが現状なので仕方ないのかもしれませんが・・・・。
歯を抜くことや、歯を削ってセラミックや骨を削ってインプラントを入れる修理工事の仕事は、「医療」ではないのですから、6年間も大学に行って勉強する必要はないのです。手順さえ教えれば誰でもできることなのです。
個々の、「歯の状態」「歯周組織の状態」「かみ合わせの状態」「年齢」「職業」等を総合的に診査し、そして検査し診断して「治療内容・治療方針」が決まり、費用のおおよそを立てることができます。
患者さんも「治療」と「修理」の違いを理解して歯科医院を受診することが「歯を守る」一番の方法です。
「歯」を削ってもらうと「治療してもらった」と安心して費用を払い、「説明・相談」では費用を支払うことを納得できないのは「歯科医療」独特の見方ではないでしょうか?
つまり、歯科医院というところは「削って物を入れるところ」、ということが社会の常識となっているのです。
当医院では、皆様の大切な歯を守り、一生涯自分の歯で食べられることを目標に本来の「歯科医療」を行うことを実践するように日々真剣に診療しています。
初診時の説明を聞いて頂ければ、他の歯科医院との違いをご理解いただけると思います。
実際に診療を受けるか否かは、その後にご検討いただければと思います。
最も多い理由は、通常の入れ歯は具合が悪いということです。
①バネが見える
②取り外しが面倒である。
③痛みがありよく噛めない。
④異物感がある。
よく日本の歯科界がお手本にしているアメリカでも事情は同じです。
2003年 アメリカ歯科医師会雑誌に発表した論文(Christensen)中に
「歯科医療の分野で最も多く苦情を受けるものは入れ歯である。そのため、多くの歯科医師たちは、
入れ歯を作りたがらない」
「患者さんたちは、入れ歯が作られつつある間は前向きであり、その作業を受け入れるが、その後に 起こる無数の問題のために満足しなくなる」
「いくつかの失敗を重ねた後、若い歯科医師たちは、入れ歯を作ることを避けることが可能な道を
見出すことになる」
歯科医師たちが、入れ歯を作らずにインプラントに走る理由の一端をかいま見ることができます。
「虫歯」や「歯周病」で抜かれた歯の代わりにインプラントを入れても、ただ歯が無いところに入れただけであり、「虫歯」や「歯周病」という「病気」は治らないし、治しているわけではないのであるから「医療行為」ではないのです。
だから、他の歯も確実に失われていくのです。
当医院では、今後、インプラントを行う予定はありません。
だから、あなたの大切な歯を抜くことを避け、残す治療をすることに最大限努力いたします。
そして、からだに優しい入れ歯をお勧めいたします。