月: 2009年10月

高価なｾﾗﾐｯｸも、形態が生体に適合していなければ、歯肉が腫れてしまうのです。

これは、”生体の反応”ですからそれを読み取る必要があります。

全くブラッシング指導無しで、仮歯の調整のみで歯肉の回復状態を観察したのです。歯ブラシだけがすべてを解決するとは限りません。

歯ブラシをしても改善しないようなら、人工物の形態もチェックが必要です。

ただし、肉眼では口に中は暗くて見えませんので、顕微鏡（マイクロスコープ）が必須となります。

一生自分の歯で食べられるようにするには、、天然の歯牙をいかに保存して治療するかである！
そのためには、顕微鏡を使用し、麻酔せずに治療することにつきる。

顕微鏡を用いることにより、削る量を最小限にすることができます。

さらに、麻酔をすることなく治療できる症例がひろがります。

その結果、歯を残すことができるようになるのです。

麻酔することなくセラミックにて審美歯科治療ができました。

顕微鏡（マイクロスコープ）を使用し、最新の根管封鎖性セメント（MTAセメント）を使用することにより、
根尖病巣を外科処置することなく治療することが可能です。

よく患者さんから聞くことは、「土台が太いので除去すると根が破折してしまうので歯肉を切り骨を削らなければならない」とか、「治療ができないので抜歯してインプラントにしましょう！」と言われて相談に来院される患者さんが多いという現状です。

顕微鏡で根の先を確認しながら治療できることで、歯を保存することが可能になりました。

そして、麻酔は全く必要ありません！
保険での根管治療は、歯の寿命を確実に短くします！

健康な歯を残すためには、麻酔なしの治療は必須です。

そのために、顕微鏡（マイクロスコープ）と技術を要します。

保険による根管治療により治療用器具が破折！
痛みがあり来院されました。

顕微鏡により除去し痛みも改善しました。